西田シャトナー プロフィール
西田シャトナー
Nishida Shatner
65年大阪生 作家・演出家・俳優・折り紙作家。
91年、後に伝説の劇団といわれる「惑星ピスタチオ」を率い、劇作家・演出家としてデビュー。大道具・小道具をまったく使わず、俳優の肉体表現を駆使して、舞台上にハリウッド映画を思わせるスペクタクルを生み出す手法で、演劇界に衝撃を与えた。惑星ピスタチオは00年に解散したが、現在もその表現手法に影響を受けたフォロワーはあとを絶たない。
折り紙については、幼少時より天才的な才能を発揮し、数度にわたり「世界のおりがみ展」に出展。作品のモチーフは、昆虫、恐竜、SFクリーチャーなど、実在・架空問わず生物群が多い。折り紙専門誌だけでなく、アニメ系サブカルチャー雑誌にも作品を発表するなど、独自の活動を続ける。卓抜した自然観察眼と造形センスから生まれる作品群は、パワフルな立体感と生命力に溢れ、折り紙界でも高く評価されている。「4鶴の基本形」を常識外れなまでに活用した作品が多いことから、「4鶴の魔術師」との異名がある。日本折紙学会員。
現在、自作を原作にした映画制作に着手しているほか、折り紙をテーマにしたSF青春小説と、折り紙をテーマにした哲学エッセイを、ケータイコンテンツサイトにて発表準備中である。
■受賞暦■
91年、第3回上岡演劇祭奨励賞
92年 テアトロ・イン・キャビン戯曲賞佳作(92年)
93年 パルテノン多摩演劇祭グランプリ(93年)
02年 第1回日本映画エンジェル大賞(02年)
05年 佐藤佐吉演劇賞優秀脚本賞(05年)
07年 名古屋演劇博覧会「HighschoolMeeting賞」「ちくさ座賞」(07年)
■折り紙作品出品暦■
76年 折り紙専門誌『おりがみ』に「カマキリ」発表(11歳)
79年 第3回世界のおりがみ展に「ミヤマクワガタ」出展(14歳)
83年 第5回世界のおりがみ展に「エイリアン」「プレシオサウルス」出展(18歳)
84年 アニメ・マンガ雑誌『ファンロード』に「エイリアン」発表(19歳)
85年 第6回世界おりがみ展に「カラス天狗」「海のカニ」出展(19歳)
アニメ・マンガ雑誌『ファンロード』に「クール星人」発表(20歳)
96年 折り紙専門誌『をる』に「カニ」「河童」発表(26歳)
■映画出演■
03年『ジョゼと虎と魚たち』(犬童一心監督)
10年公開予定『煙をめぐる冒険』(秋本健樹監督)
■小説■
92年『はみ出しミステリー劇場』(関西ぴあ連載 未出版)
07年『鉄の星のピノキオ』(エモーションWebサイト連載 未出版)
→
西田シャトナー演劇研究所
→
ブログ:西田シャトナーの暇つぶし。